【訪問時期】2015年9月
戦場ヶ原は日光国立公園にある広大な湿地です。
戦場ヶ原という名前ですが、
人間が戦争をした場所ではありません。
昔々、中禅寺湖をめぐって、
男体山の神と赤城山の神が、
蛇とムカデを引き連れて戦った伝説から、
戦場ヶ原という名前がつけられたそうです。
戦場ヶ原へのハイキングコースの入り口は
いくつかありますが、
赤沼は、広い無料駐車場があるので
車で行く方にお勧めします。
バスで行く方は、湯滝から入ってもよいでしょう。
車で行く場合、来た道を引き返すのは、
結構距離があるのであまりお勧めしません。
帰りはバスを使って、
駐車場に戻ったほうがいいでしょう。
歩く時間はないけれど
戦場ヶ原を眺めたいという方は、
三本松というところがおすすめです。
湿地の中を歩くことはできませんが、
戦場ヶ原を見渡せる展望台があります。
このような景色が見れます。
私は少し時間があったので、湯元から歩くことにしました。
湯元温泉→湯ノ湖畔→湯滝→戦場ヶ原→赤沼
というコースで歩きました。
全工程でおよそ4時間程度だったでしょうか。
湯元温泉→湯滝までが1時間半、
湯滝→赤沼までが2時間半程度でした。
戦場ヶ原は標高が1400mの場所にあるため、
夏場でも朝夕は結構冷え込みます。
また、山の天気は変わりやすいといいますが、
戦場ヶ原の天気も変わりやすく、
歩き始めは晴天でも、
いつの間にか雨が降ってきたりします。
雨具は必ず持っていきましょう。
傘はすれ違う時に邪魔になったり
枝に引っかかったりするのでNGです。
湯元~湯滝までは既に以下記事に書いているので、
こちらをご覧になってください。
・湯元(湯ノ湖)
・湯滝
今回は、湯滝~赤沼までの様子をアップします。
まずは湯滝のハイキングコースの入り口です。
クマに注意という看板、結構ビビりました。
日光はクマの生息地なので、
大人数ならまだしも、単独、少人数の場合は
極力鈴を持っていきたいところですね。
そんなことがすっかり頭の中になかった、
小心者の私は、ビビりながらハイキングをしたので、
楽しさ3割減でした(苦笑)
ではいざ参りましょう!
さっそく見渡す限りの緑です。
明るく日が差してくれるので、
本当に気持ちが良い!
木道なので、歩きやすいです。
てか、木道って、テンション上がりますよね!
この橋も趣があっていいですよね。
釣り人がいます。
このハイキングコース、
ご覧の通り、いろんな景色が見れて、
飽きることがありません。
こちらは泉門池(いずみやどいけ)という池です。
湯元からハイキングをする場合は、
ちょうど中間あたりでしょうか。
ベンチやテーブルもたくさんあるので、
絶好の休憩ポイントです。
冒頭で見た戦場ヶ原の原っぱまでは、
もうあと少しです。
では、先に進みましょう!
倒木発見。
この辺りは、倒木もたくさんあります。
熊よけのベルです。
ここで一度ベルを鳴らしてから、先に進みます。
ちょっと天気が怪しくなってきました。。
泉門池~赤沼の間には
ところどころにベンチが置かれています。
いつの間にか原っぱの真っただ中。
あ、またまた倒木を発見。
よい。
非常によい。
木の根っこって、こんな風になってるんだ!
という驚きと感動。
赤い川。
またまた倒木。
さっきのつるつるの倒木とはまた違って、
豪快な感じもよいですなぁ。
この、根っこのうねりがたまらないんだよね。
と、気づけば倒木評論家気取り。
あやうくその道に迷い込むところでした。
(「倒木 根 芸術」でググったことは内緒)
おそるべし、戦場ヶ原。
クライマックスは、この展望所。
広大な湿原。素晴らしい眺めです。
ここから先は、また林の中を進んで、
赤沼の出口を目指します。
湯元から合わせると、約4時間のハイキング。
達成感から、すっかり出口の写真を撮り忘れて、
バスに乗ってしまいました。(笑)
おしまい。
参考情報
※以下2020年10月現在の情報です
【関連サイト】
環境省_日光湯元ビジターセンター(ハイキングマップ)
【アクセス】
〇ハイキングの場合
公共交通
日光駅よりバスで約65分「赤沼」下車、徒歩1分
車
清滝I.Cからいろは坂経由で約30分。
赤沼駐車場より徒歩5分
〇展望台で見学のみの場合
公共交通
日光駅よりバスで約70分「三本松」下車、徒歩1分
車
清滝I.Cからいろは坂経由で約35分。
三本松駐車場より徒歩5分
【駐車場】
赤沼 無料 160台 ※
三本松 無料 200台
※冬季閉鎖