【訪問時期】2020年3月
蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)は
東京都世田谷区にある公園です。
あまり聞きなれない公園かもしれませんが、
京王線芦花公園駅の芦花公園のことです。
明治・大正期の小説家、徳冨蘆花が住んだ住居とその周辺が
公園として整備されており、彼の記念館やお墓もあります。
この蘆花恒春園ですが、夫人により旧邸宅や耕地が東京市に寄贈され、
公園として整備されたとのことです。
旧邸宅は無料で入ることができ、
明治・大正期の蘆花の生活の様子を感じ取れることができます。
(内部の写真は撮っていないのですが、結構広くて楽しいです。)
正直徳富蘆花の事は知らなかったのですが、
「不如帰」を書いた人だといえば、あぁ!
となる人も多いのではないでしょうか。
旧邸宅とは別に記念館もあり、蘆花の作品や手紙から、
農工具などまで展示されています。
なぜ、農工具が?と思う方もいるとおもいますが、
蘆花は、この土地で執筆活動を行いつつ、農作業もする、
晴耕雨読の田園生活をしていたからなんだとか。
なんだか豊かな暮らしをしていますよね。
素敵ですし、憧れます。
さらに、世界一周旅行もしていて、
それに関連する展示物もありました。
この時代でも、世界一周旅行ができるとは、、
と、すごく衝撃を受けた記憶があります。
そんな蘆花恒春園ですが、
園内では、季節ごとに様々な花も咲いており、
近隣住民の憩いの場となっています。
特に春は
桜と菜の花のコラボレーションもみられ、
多くの人でにぎわうお花見スポットとなります。
どうですか?きれいですよね!
他にもドッグランや子供の遊具広場もあり、
いろいろな人が楽しめる公園となっています。
いかがでしたでしょうか?
徳冨蘆花の事を知っている人も、知らない人も、
なんだかんだ楽しめちゃう蘆花恒春園、
ぜひ、ちょっとしたお出かけに、
行ってみてはいかがでしょうか?
参考情報
※以下2022年3月現在の情報です
【関連サイト】
東京都公園協-蘆花恒春園
【アクセス】
電車 京王線「芦花公園」下車 徒歩15分
京王線「八幡山」下車 徒歩15分
【料金】
・入園料無料
【時間】
9:00~16:30(旧宅および記念館は16:00まで)
【MAP】