【訪問時期】2015年7月
日本民家園は神奈川県川崎市にある古民家の博物館です。
民家をはじめ、昔の水車や食糧倉庫、移動式の建物といった珍しい建物まで
様々な建物を展示しており、昔の建物について楽しく学べる場所です。
園内は結構広く、まるで一つの村のよう。
なんだか昔にタイムスリップしたかのようなわくわく感があります。
そんな、民家園の入り口はこちら
なんだかお城の入り口みたいですね。
さっそく入ってみましょう!
園内はこんな感じです。
これはもう、あれですね、時代劇の世界ですね。
建物の土間のところまでは入ることもできます。
ここは立派な藁ぶき屋根のあるエリアです。
新宿から30分ちょいの場所とは思えないこの光景。
すごい場所を見つけてしまったという気持ちでした。
これ、もうあれやん。中部旅行やん。
よくわからんけど、白川郷やん。行ったことないけど。
そうこうしていると、
なんだか千利休がいそうな小屋を見つけました。
千利休がどんな人物だったか、よく覚えていませんが、
とにかく、僕の直感が、千利休だと言っていました。
では、中に入りましょう。
やられました。
もぬけの殻です。
千利休はいませんでした。
そのかわり、千利休が残したとみられる手紙がありました。
千利休が言うには、この建物は水車で、
水車の動力を使い、臼や杵を動かし、米や麦を加工していたとのことです。
園内には、ほかにも面白い建物があります。
こちらは高床式の食糧倉庫です。
教科書で見たことはありましたが、実物は初めてかも。
床を高くすることで、湿気から食料を守っているそう。
そして、この柱の先頭をつるつるの滑りやすい素材にすることで、
小動物が登ってくることも防いだそう。
大切な食糧を守るための工夫がよくわかって面白いです。
入り口はこんな感じです。
すごく入りたい。。
なんだろう、この魅力的な感じは。
絶対この中落ち着くよね。
多分前世は穴があったら入りたい系の生き物だったんだと思います。
さて、引き続き園内を歩きます。
この、ちょっと緑がかった感じの屋根もいいですよね。
さて、
最後にご紹介するのがこちら。
なんと、人力で運ぶことのできる、移動式の小屋です。
渡船場で客待ちをする船頭の小屋だそうで、
洪水時には、担いで小屋を移動させていたようです。
いかがでしたでしょうか。
いろいろ学べて、歩くだけでも楽しい日本民家園。
すべての建物は紹介できませんでしたが、
ほかにも歌舞伎舞台の建物など、特徴のある建物があり、
見ごたえは十分。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
参考情報
※以下2021年6月現在の情報です
【関連サイト】
川崎市立日本民家園HP
【アクセス】
小田急線 向ヶ丘遊園駅 徒歩約13分
JR南武線 登戸駅 徒歩25分
【開園時間】
※入園は閉園の30分前まで
3~10月 9:30~17:00
11~2月 9:30~16:30
【休園日】
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12/29~1/3)
他臨時休園日あり
【入園料】
一般 500円
高校大学生 300円
65歳以上 300円
中学生以下 無料