百尋ノ滝

【訪問時期】2013年5月

百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)は東京都奥多摩町にある滝です。
落差約30mの滝を間近で見ることができ、結構な迫力があります。
それでいて、澄んだ水や差し込む光はどこか優しく、
とても癒される、そんなスポットです。

奥多摩駅からは2時間程度でこの滝につくことができます。
往復3時間程度は歩きますし、滑りやすい山道も歩くので、
普段山登りなどをしない人には
あまり気軽に行ける場所ではないかもしれません。

ですが、
滝自体の美しさはもちろん、
途中の景色も素晴らしいので、
万全の準備をしたうえで、
ぜひ行ってみてほしい場所です。

※百尋ノ滝への道は、林道(川乗林道)の斜面崩落により、
 令和3年8月2日~令和4年2月末(予定)まで通行止めとなっています。

 奥多摩 登山道・道路状況一覧 | 奥多摩ビジターセンター

出発地はこちら、奥多摩駅から。

とても趣のある駅舎で、これからのハイキングへの気分も高まります。
この奥多摩駅は、青梅線の終着駅なのですが、
こう、終着駅とか、○○の端といわれる場所って
どこも、なんともいえない独特の雰囲気があって、
わくわくしますよね。

ここからバスで15分ほどで、最寄りのバス停「川乗橋」につきます。

バス停からすぐの場所に、百尋ノ滝へと続く林道の入り口があります。
パッと見、進入禁止なのかと思いましたが、
登山者はゲートの脇から進んでよいとのこと。

林道はこんな感じです。
ちゃんと舗装されていて、緑のきれいな道です。

私は5月に行ったのですが、
ちょうど新緑の時期で、
新緑ってこんなにも美しいのもなんだと
気づかされた道でした。

この林道を40分ほど歩くと、
舗装の無い登山道となります。

ここから滝へは約2Kmです。
ちなみに、この小さな小屋はトイレです。
もちろんこの先にトイレはないので、
心配な人はここで済ませておきましょう。
(ただし、故障等により利用できない時もあるようなので、
 事前に調べていかれることをおすすめします。)
※追記 
 上記バイオトイレですが、
 2021年8月現在撤去されているようです。。

いままでの舗装路とは違い、
足場が悪くなります。
川沿いのルートで濡れて滑りやすいところもあるので、
気を付けて進んでください。

いままで歩いてきた林道でも、充分緑がきれいでしたが、
山道を歩くと、もっと素敵な景色を見ることができます。

この登山道を50分ほど歩くと、
今回の目的地、百尋ノ滝に到着です。

どうですか、
まるで絵にかいたような、
あるいは、何かのゲームに出てきそうな、
きれいな滝だと思いませんか?

この写真では伝わらないかもしれませんが、
この滝、結構な高さがあります。

ちょうど同行者が映り込んでいる写真があったので、
ぼかしを入れて載せてみました。
冒頭でも記載した通り、3~40mの高さがあるそうなのですが、
結構な高さですよね。

その日の水量にもよりますが、
滝の前はこんな感じで、
ちょっとした広場みたいになっています。
ここでゆっくり昼食等をとるのもよさげです。

いかがでしたでしょうか?
東京都奥多摩の名瀑、百尋ノ滝。
実は新宿から電車で一本で行けるおすすめの滝です。
時間と体力があれば、川乗橋バス停まで戻って、
関東随一の規模を誇る鍾乳洞、
日原鍾乳洞に行くなんて欲張りプランもありです!
(日原鍾乳洞の記事もいつか書きます!)

しっかりと準備をしたうえで、
ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

※百尋ノ滝への道は、林道(川乗林道)の斜面崩落により、
 令和3年8月2日~令和4年2月末(予定)まで通行止めとなっています。

 奥多摩 登山道・道路状況一覧 | 奥多摩ビジターセンター
 お出かけの際は、最新の情報を確認して行くようにお願いします。

参考情報

※以下2021年8月現在の情報です
【関連サイト】
 奥多摩 登山道・道路状況一覧 | 奥多摩ビジターセンター
百尋ノ滝 | 観光情報 | 大多摩の観光情報は大多摩観光連盟
 
【アクセス】
 奥多摩駅より西東京バス 鍾乳洞行/東日原行バス乗車
 川乗橋バス停下車 (乗車時間約15分)
 川乗橋バス停より徒歩約1時間半

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